長野県の八ヶ岳中信高原国定公園内、霧ヶ峰高原にひっそりと佇む山小屋カフェ「ころぼっくるひゅって」。
そのメニューや価格、そして混雑状況について、訪問前に詳しく知りたいと思っていませんか?アニメ「ゆるきゃん△」の聖地として一躍有名になり、多くのファンや観光客が訪れるこの場所は、単なるカフェではなく、訪れる人々に忘れられない体験を提供してくれます。
この記事では、筆者のレビュー情報や各種データを基に、心も体も温まる名物ボルシチをはじめとする各種メニューの価格設定、週末や観光シーズンのリアルな混雑状況、そして確実に楽しむための営業時間やアクセス方法について、どこよりも詳しく徹底的に解説します。
さらに、息をのむような絶景が撮れる写真スポットの具体的なコツ、愛犬との同伴ルール、山の天気に応じた最適な服装、さらには宿泊に関する詳細情報まで、あなたの「知りたい」に全てお答えします。この記事を読めば、ころぼっくるひゅっての訪問計画は万全です。
- ころぼっくるひゅっての名物メニューと最新の価格詳細
- 週末や連休におけるリアルな混雑状況と効果的な回避策
- バスや車でのアクセス方法と駐車場の満車対策
- 山の天候や季節に応じた服装選びと快適に過ごすためのヒント
ころぼっくるひゅって店舗情報

店名 | ころぼっくるひゅって |
所在地 | 長野県諏訪市 霧ヶ峰車山肩 |
TEL | 0266-58-0573 |
営業期間 | 4月下旬〜11月末(期間内は基本的に無休) |
営業時間 | 8:00~16:30 ※季節や天候により変動あり |
ペット同伴 | テラス席のみ可(ルール詳細は本文参照) |
公式サイト | 公式X(旧Twitter)はこちら |
ころぼっくるひゅってのメニューや価格を徹底解説
- 筆者のころぼっくるひゅって訪問レビュー!
- 名物ボルシチなど人気メニューの価格
- ゆるきゃん△で登場したメニューは?
- 絶景が撮れる写真スポットはどこ?
- 休日の混雑状況と待ち時間の目安
筆者のころぼっくるひゅって訪問レビュー!

先日、ずっと行きたかった長野県・霧ヶ峰高原にある絶景カフェ「ころぼっくるひゅって」に行ってきました!雄大な自然の中でいただく美味しいごはんは格別でした。
これから訪れる方の参考になるように、混雑状況や現地の気候、おすすめメニューなどを詳しくレビューします!
到着〜入店までの混雑状況(2025年8月16日の場合)
私が訪れたのは、お盆休みの土曜日。混雑は覚悟していましたが、想像以上でした!
* 11:30頃:ころぼっくるひゅってに到着。すでに行列ができていました。
* 12:00頃:列に並び始める。
* 13:30頃:ようやく店内へ!
なんと、待ち時間は約1時間半! 予約は受け付けていないので、特に休日は時間に余裕を持って訪れることを強くおすすめします。
気温と服装、そして山の天気は変わりやすい!
当日の気温は24℃。日差しはありましたが、高原の風が心地よく、半袖でとても過ごしやすい気候でした。
ただ、店主さんが「山の天気は本当に変わりやすいからね」と話していた通り、私たちが帰る頃には見事な土砂降りに!テラス席にはパラソルがありますが、豪雨となると濡れてしまう可能性があります。
店主さん曰く、前日も土砂降りに遭い、お食事がびしょ濡れになってしまったお客さんがいたそうです。山の天気を甘く見ず、準備万端で臨みましょう!
電波と天気予報の事前確認
私が使っているソフトバンクの携帯は、現地では電波が届きませんでした。 そのため、現地の天気予報をリアルタイムで確認することができません。他の携帯会社は繋がる可能性もありますが、万が一に備え、車を降りる前や電波のあるうちに天気予報を確認しておくのがベストです。
筆者が頼んだ絶品メニュー
行列の疲れも吹き飛ぶほど、店主さんがとても気さくで話しやすい方でした。そんな素敵なオーナーが営むカフェでいただいたメニューはこちら。
* ボルシチとパンのセット
* プレミアムハチミツトースト
* サイフォンコーヒー
どれも本当に美味しかったです!特に、自然に囲まれたテラス席でいただく温かいボルシチは、心も体も満たされる特別な味わいでした。丁寧に淹れられたサイフォンコーヒーの香りもたまりません。
インスタ映え間違いなし!天空のフォトスポット
テラス席の奥には、息をのむような絶景が広がるフォトスポットがあります。見渡す限りの大自然をバックに、まるで空に浮かんでいるかのような写真が撮れますよ!
ただし、奥には柵がなく急な斜面になっているので、写真撮影に夢中になりすぎず、足元には十分注意してくださいね。
駐車場情報
有料駐車場があり、私たちが到着したお昼前はまだ少し空きがありました。しかし、15時頃に帰る際には、駐車場は「出る車のみ可」となっており、新しく入ることはできなくなっていました。 車で訪れる方は、早めの時間帯に行くことをおすすめします。
まとめ
「ころぼっくるひゅって」は、長い待ち時間や天候の変化といった大変さも乗り越えて訪れる価値のある、素晴らしいカフェでした。目の前に広がる絶景、美味しい食事、そして温かいおもてなし。忘れられない夏の思い出になりました。
これから行かれる方は、ぜひ時間に余裕を持ち、万全の準備で楽しんできてください!
名物ボルシチなど人気メニューの価格

ころぼっくるひゅっての魅力は、その絶景だけではありません。多くのリピーターを生む理由の一つに、心も体も温まる美味しいメニューの存在があります。高原の少しひんやりとした空気の中でいただく温かい食事は、まさに格別です。特に有名なのは、タップリの野菜と牛肉を煮込んだトマト風味のボルシチです。
以下に、最新の主要メニューとその価格を詳細にまとめました。人気メニューは数量限定で売り切れてしまうことも多いため、お目当ての品がある方は早めの時間帯に訪れることをおすすめします。
カテゴリー | メニュー名 | 価格(税込) | 備考 |
---|---|---|---|
食事 | ボルシチ(パン付き) | 1,200円 | お店の看板メニュー。セット販売のみ。 |
食事 | ボルシチ ドリンクセット | 1,700円 | パンとドリンクが付いたお得なセット。 |
食事 | しっとりチキンサンド | 850円 | フードトラック・タッサとコラボ。ドリンクセットは+400円。 |
トースト | プレミアムはちみつトースト | 850円 | 信州産天然はちみつ使用。数量限定で特に人気。 |
トースト | はちみつチーズトースト | 800円 | 甘さとしょっぱさの組み合わせが絶妙。 |
トースト | バタートースト / シナモントースト | 各700円 | シンプルながらパンの美味しさが際立つ。 |
デザート | ニューヨークチーズケーキ | 600円 | お店の定番おすすめデザート。濃厚な味わい。 |
デザート | アップルパイ | 600円 | サクサクのパイ生地が魅力。 |
デザート | 手しぼりティラミス | 600円 | こちらも数量限定。見つけたらぜひ。 |
ドリンク | サイフォンコーヒー(ホット/アイス) | 600円 | 一杯ずつ丁寧に抽出する本格派。 |
ドリンク | カフェラテ / カプチーノ | 各700円 | カプチーノはホットのみ。 |
ドリンク | 紅茶 / ジュース類 | 各600円 | オレンジ、アップルジュース。 |
注文はセルフサービス方式です
ころぼっくるひゅっては、山小屋ならではのセルフサービス方式を採用しています。混雑時に戸惑わないよう、手順を覚えておきましょう。
1. まず入口で席が空いているか確認し、先に席を確保します。
2. メニューを決めたら、グループの代表者一人がカウンターへ向かいます。
3. カウンターで注文し、その場で会計を済ませます(支払いは現金のみです)。
4. 料理の準備ができると名前や番号で呼ばれるので、カウンターまで受け取りに行きます。
5. 食事が終わったら、食器類をカウンター横の返却口まで自分で戻します。
ゆるきゃん△で登場したメニューは?

ころぼっくるひゅってが全国的にその名を知られるようになった大きな要因が、人気アニメ『ゆるキャン△』への登場です。今や国内外から多くのファンが訪れる「聖地」として確固たる地位を築いており、作中の世界観を追体験しようとする人々で常に賑わっています。
具体的には、アニメSEASON 1の第4話「野クルとソロキャンガール」において、主人公の一人である志摩リンが原付バイクでのソロツーリングの途中に立ち寄るカフェとして、非常に印象的に描かれました。ソロキャンプを愛し、静かで景色の良い場所を好む彼女にとって、この場所はまさに理想的な休息地だったと言えるでしょう。
作中で描かれた心温まるシーン
彼女が店内の象徴的な薪ストーブのそばで冷えた体を温めながら、美味しそうにスプーンを口に運んでいたのが、お店の看板メニューであるボルシチです。アニメでは、湯気の立つ温かいボルシチと、窓の外に広がる雄大な雪景色が対照的に描かれ、多くの視聴者に強烈な印象を残しました。このシーンを見て、「いつか自分もあの場所でボルシチを食べたい」と思ったファンは少なくありません。
この影響は非常に大きく、特に週末や連休にはボルシチが午前中の早い時間に売り切れてしまうことも珍しくなくなりました。ゆるキャン△ファンで、志摩リンと同じ体験をしたいと強く願うのであれば、可能な限り平日の早い時間帯を狙うか、週末であれば開店と同時に到着するくらいの周到な準備をして臨むことを強くおすすめします。
聖地巡礼で訪れる際は、ぜひ店内にも注目してみてください。木の温もりを感じる内装や、レトロなランプなど、アニメで見たままの雰囲気が広がっています。他の利用客への配慮を忘れずに、静かにその世界観に浸るのが、最高の楽しみ方かもしれませんね。
絶景が撮れる写真スポットはどこ?

「天空のカフェ」という言葉がこれほど似合う場所は他にないでしょう。ころぼっくるひゅっての最大の魅力は、何と言ってもその息をのむような絶景です。特にテラス席からの眺めは、訪れる人々を魅了し、多くの写真愛好家をも惹きつけてやみません。
最高のフォトスポットはテラス席とその周辺
ウッドデッキのテラス席に座れば、目の前には広大な霧ヶ峰高原と、国の天然記念物にも指定されている車山湿原の大パノラマが広がります。この雄大な景色を背景に、テーブルに置いたコーヒーカップやボルシチを撮影するだけで、まるで絵葉書のような一枚が完成します。
さらに、多くの人が狙うのが、テラス席の奥にあるスペースです。ここから広角レンズで撮影すると、まるで空に浮かんでいるかのような、開放感あふれる写真を撮ることができます。人物を入れて撮影すれば、忘れられない旅の記念になるでしょう。
季節ごとに変わる絶景
ころぼっくるひゅっての風景は、季節ごとに全く異なる表情を見せてくれます。
- 夏(7月~8月):緑の絨毯が広がり、特に7月にはニッコウキスゲの黄色い花が一面に咲き誇ります。
- 秋(9月~10月):草原が黄金色に染まる「草紅葉」が美しく、空気が澄んで遠くの山々まで見渡せます。
写真撮影時に絶対に守るべき注意点
夢中になってしまうほどの絶景ですが、安全には最大限の注意が必要です。テラス席の奥は急な斜面になっており、落下防止の柵が設置されていません。撮影に熱中するあまり、足元への注意が疎かになりがちです。一歩間違えれば大事故に繋がりかねないため、常に立ち位置を確認し、特に小さなお子様連れの場合は、絶対に目を離さないようにしてください。
富士山は見えるのか?
晴れた日には八ヶ岳連峰や南・北アルプスの壮大な山並みを望むことができます。多くの人が期待する富士山の眺望については、車山肩の駐車場周辺エリアからは綺麗に見えますが、ころぼっくるひゅってのテラス席そのものからは、手前にある車山の斜面によって少し見えにくい、あるいは角度が限られるという情報があります。最高の富士山の写真を撮りたい場合は、カフェの席からだけでなく、周辺を少し散策してみるのがおすすめです。
休日の混雑状況と待ち時間の目安

その圧倒的なロケーションと人気から、ころぼっくるひゅっては、特に週末や連休、観光シーズン(7月のニッコウキスゲ開花時期など)には想像を絶するほどの混雑に見舞われます。カフェの席は予約を受け付けていないため、訪問時間によっては長い行列を覚悟する必要があります。
過去の訪問者の体験談を参考にすると、お盆休みの土曜日のお昼頃に到着したケースでは、実に1時間半もの待ち時間が発生したとの報告があります。午前11時半の段階で既に長蛇の列ができており、ようやく店内に入れたのは13時半頃だったそうです。また、ゴールデンウィーク期間中の日曜日には、朝9時の開店にもかかわらず、早朝7時45分には既に行列が形成され始めていたという驚くべき記録もあります。
混雑のピークタイムと狙い目
最も混雑するのは、やはり週末・祝日の午前11時頃から午後2時頃のランチタイムです。この時間帯に訪れる場合は、長時間の待ち時間を前提とした計画を立てることが不可欠です。
混雑を少しでも避けるための具体的な戦略
もしあなたのスケジュールに柔軟性があるならば、平日に訪問するのが最も賢明な選択です。待ち時間は格段に短縮され、より穏やかな雰囲気の中で過ごせるでしょう。週末や祝日にしか訪問できない場合は、開店時間(通常8時〜9時頃)よりも30分〜1時間前に到着することを目標にしましょう。早朝の澄んだ空気の中で景色を楽しみながら待つのも、一つの贅沢な時間と言えるかもしれません。
ピークタイムに訪れる場合は、待ち時間を有効に使う準備をしておくと良いでしょう。本や携帯バッテリーを持参したり、交代で周辺の景色を散策したりと、イライラせずに過ごす工夫が大切です。そして何より、人気メニューが売り切れている可能性も受け入れる心構えを持っておきましょう。
ころぼっくるひゅってのメニュー価格と訪問情報
- 車でのアクセスと駐車場の注意点
- 営業時間は訪問前に必ず確認を
- 天気の急変に備える服装と持ち物
- 犬を連れて行ける?同伴ルール
- 宿泊予約の方法と料金について
車でのアクセスと駐車場の注意点

ころぼっくるひゅってへの最もポピュラーで便利なアクセス方法は自動車です。日本有数の絶景ドライブルートとして名高いビーナスライン沿いにあり、道中の景色も旅の醍醐味の一つです。
自動車でのアクセスルート
東京方面からの場合、最寄りのインターチェンジは中央自動車道の「諏訪IC」になります。ICを降りてから、霧ヶ峰方面へ向かう標識に従いビーナスラインに入り、約30分から40分ほどで到着します。カーブの多い山道ですが、道幅は広く整備されているため運転しやすいでしょう。
深刻な駐車場問題
ヒュッテのすぐ目の前には、霧ヶ峰のハイカーや他の施設と共用で利用する無料の公共駐車場(約100台収容)が完備されています。しかし、この駐車場のキャパシティは、訪れる人の数に対して決して十分とは言えません。特にニッコウキスゲが見頃を迎える7月や、紅葉シーズンの連休などには、午前9時を過ぎた頃には満車になってしまうことも珍しくありません。
満車になると、駐車場に入ろうとする車でビーナスライン本線まで続く長い渋滞が発生します。午後になると「出る車のみ進入可」という規制がかかり、新たに駐車することはほぼ不可能になる場合もあります。車で訪れる計画の方は、観光シーズンであれば「朝8時までには到着する」くらいの気持ちで、早め早めの行動を心がけることが、計画を成功させる最大の鍵です。
公共交通機関でのアクセス
自動車を運転しない方や、渋滞を避けたい方には、公共交通機関の利用も選択肢となります。JR中央本線の「茅野駅」または「上諏訪駅」が起点です。そこからアルピコ交通が運行する路線バスに乗車し、「車山肩」バス停で下車します。ヒュッテはバス停から徒歩わずか1分という好立地です。
非常に便利なバスですが、注意点が一つあります。この路線バスは冬季(例年11月下旬~4月中旬頃)は運休となります。また、夏シーズンの運行期間や時刻表も変更される可能性があるため、利用前には必ずアルピコ交通の公式サイトで最新の情報を確認してください。
営業時間は訪問前に必ず確認を

ころぼっくるひゅっての訪問計画を立てる上で、最も注意すべき点の一つが「営業時間」です。一般的な街のカフェとは異なり、その営業形態は非常に流動的です。「せっかく長い時間をかけてたどり着いたのに、閉まっていた」という悲しい事態を避けるため、以下の情報を必ず頭に入れておきましょう。
過去のウェブサイトやブログには「8:00~16:30」や「9:00~16:00」といった様々な情報が記載されていますが、これらはあくまで一例です。営業時間は季節、曜日、そしてその日の天候によって大きく変動します。特に、日の出が早い夏山シーズンには、早朝から営業を開始することもありますし、逆に悪天候の日には、予告なく営業時間を短縮したり、臨時休業したりすることもあります。
最も信頼できる唯一の情報源は「公式Instagram」
静的なウェブサイトの情報は、日々の細かな変更に追いついていない場合があります。臨時休業や営業時間の変更、メニューの売り切れ情報など、リアルタイムで発信される最も確実な情報は、お店の公式Instagramアカウントです。訪問する日の朝、家を出る前に必ず公式アカウントの最新の投稿やストーリーをチェックする習慣をつけましょう。これだけで、多くのリスクを回避できます。
▶ ころぼっくるひゅって公式Instagramで最新情報を確認する
また、定休日についても「木曜日」という情報と「シーズン中は無休」という情報が混在していますが、これも時期によって異なります。雨や雪、強風などの悪天候を理由に臨時休業することも頻繁にあるため、天気が不安定な日は特に注意深く情報を確認してください。
天気の急変に備える服装と持ち物
標高1820mという環境は、私たちの体が普段慣れ親しんでいる平地とは全く異なります。気温は標高が100m上がるごとに約0.6℃下がると言われており、ころぼっくるひゅっては麓の諏訪市内よりも常に10℃以上気温が低いと考えておくべきです。快適に過ごすためには、適切な服装と準備が絶対に欠かせません。
服装の基本は「重ね着(レイヤリング)」
最も重要な服装の考え方は「重ね着」です。例えば、真夏(7月~8月)で、日中の気温が25℃まで上がる予報の日でも、朝晩は15℃以下まで急激に冷え込むことがあります。また、日差しが強く暑く感じても、霧ヶ峰を吹き抜ける風は常に涼しく、日陰に入ると肌寒く感じることも多いです。そのため、基本となる半袖Tシャツの上に、簡単に着たり脱いだりできる長袖のシャツや、風を防ぐ薄手のウインドブレーカーなどを一枚持っていくのが鉄則です。
季節 | 服装の目安 | ポイント・必須アイテム |
---|---|---|
春 (5-6月) | 長袖シャツ、フリース、マウンテンパーカー | まだ冬の寒さが残る日も。朝晩は冷え込むためフリースが活躍。 |
夏 (7-8月) | 半袖Tシャツ、薄手の上着(長袖シャツなど) | 日差し対策の帽子とサングラス、そして急な雨に備える雨具は必須。 |
秋 (9-10月) | 長袖シャツ、フリース、ダウンベスト | 10月に入ると氷点下になることも。手袋やニット帽も用意したい。 |
冬 (11-3月) | 完全な冬山装備(防水防寒着、保温インナー、スノーブーツ) | 最大限の防寒対策が必要。ビーナスラインの道路閉鎖にも注意。 |
その他に必ず持っていきたい持ち物
- 雨具:山の天気は変わりやすいため、高品質なレインウェアは必須です。
- 帽子・日焼け止め・サングラス:標高が高い場所は紫外線が平地の1.5倍以上とも言われます。油断せず万全の対策を。
- 歩きやすい靴:ヒュッテ周辺の散策を楽しむためにも、スニーカーやトレッキングシューズがおすすめです。
- 飲み物:山小屋では水の利用が貴重です。飲料水は自分で用意していくのがマナーです。
犬を連れて行ける?同伴ルール

愛犬家の皆さんにとって、ペットと一緒に絶景を楽しめるかどうかは重要なポイントでしょう。ころぼっくるひゅってでは、犬の同伴が可能ですが、全ての利用者が気持ちよく過ごせるよう、いくつかの厳格なルールが設けられています。これらのルールは、愛犬家としてのマナーを示す大切な機会でもあります。
ルールを遵守できない場合、残念ながら利用を断られてしまう可能性もあります。事前にしっかりと確認し、責任ある行動を心がけましょう。
愛犬同伴時に必ず守るべき重要ルール
- 同伴可能なエリアは屋外のテラス席のみです。いかなる理由があっても、犬を連れて店内へ入ることは固く禁じられています。
- 許可されているのは、無駄吠えをしたり、他の客に迷惑をかけたりしない、社会性があり、しつけの行き届いた大人しい犬のみです。
- 複数の犬を連れた団体での利用はご遠慮くださいと、明確に示されています。
- リードの着用は絶対です。他の利用者の近くを通る際は、リードを短く持つなどの配慮が求められます。
テラス席は開放的ですが、場所によってはすぐそばが急な斜面になっています。愛犬の安全を守るためにも、飼い主は常に目を離さず、予期せぬ動きに対応できるよう準備しておくことが大切です。また、排泄物の処理はもちろん、犬用の水飲みボウルなど、必要なものは全て飼い主が持参しましょう。
宿泊予約の方法と料金について

日中の喧騒が嘘のような、静寂に包まれた霧ヶ峰の夜と朝を独り占めする――。それこそが、ころぼっくるひゅっての真の魅力を味わうための究極の方法かもしれません。カフェとして広く知られていますが、その本質は歴史ある山小屋であり、宿泊することも可能です。
宿泊者だけの特別な体験
収容人数がわずか10名という、非常にプライベート感のある空間です。日帰りの観光客が去った後の高原で、燃えるような夕焼けや、手を伸ばせば届きそうなほどの満点の星空、そして神々しいご来光を眺める時間は、何物にも代えがたい特別な体験となるでしょう。
宿泊料金と予約の具体的な方法
まず大前提として、宿泊は完全予約制です。カフェの席予約はできませんが、宿泊の予約は必須ですので、混同しないように注意してください。
予約方法は「電話のみ」
宿泊の予約は、現代的なウェブ予約システムやメール、FAXでは一切受け付けておらず、昔ながらの電話でのみ可能です。これは、山小屋の主人が直接コミュニケーションを取ることを大切にしているからかもしれません。
予約専用TEL:0266-58-0573
日中のカフェ営業中は非常に忙しく、電話に出られないことがほとんどです。そのため、比較的繋がりやすいとされる夕方の16時過ぎから17時の間に電話をかけるのが、予約をスムーズに進めるための重要なコツです。かける際は、宿泊希望日や人数、プランを明確に伝えられるよう準備しておきましょう。
宿泊料金の目安は以下の通りです。冬季(11月~4月)は、これに加えて暖房費が一人300円程度必要になります。
- 一泊二食付き:11,000円(地元の野菜を使った家庭料理が楽しめます)
- 一泊朝食付き:9,000円
- 素泊まり:8,000円
客室は相部屋が基本となり、お風呂はありますが、一般的な旅館やホテルのような豪華な設備ではありません。テレビや自動販売機もない、自然の音に耳を澄ませるためのシンプルな空間です。その「不便さ」こそが、最高の贅沢だと感じられる方におすすめです。
ころぼっくるひゅってのメニュー価格まとめ
- ころぼっくるひゅっては長野県霧ヶ峰高原の標高1820mにある山小屋カフェ
- 看板メニューは心身ともに温まる牛肉と野菜たっぷりのボルシチ
- 信州産天然はちみつを使ったプレミアムはちみつトーストも必食の人気メニュー
- メニュー価格はボルシチ単品が1,050円、コーヒーは600円からが目安
- コーヒーは一杯ずつサイフォンで淹れるこだわりで香り高い味わい
- 人気アニメ「ゆるキャン△」の聖地として知られファンが国内外から訪れる
- テラス席からは霧ヶ峰高原と車山湿原の壮大なパノラマを一望できる
- 週末や連休は大変混雑し1時間半以上の待ち時間が発生することもある
- 混雑回避の鍵は「平日の早朝」または「開店前の到着」
- アクセスは中央道諏訪ICから車で約30分、ビーナスライン沿いにある
- 無料駐車場は約100台だが繁忙期は午前9時頃には満車になるため要注意
- 営業時間は季節や天候で大きく変動するため訪問直前に公式Instagramで要確認
- 山の天気は急変しやすいためレインウェアや上着は夏でも必須
- 携帯の電波が届きにくいことを前提にオフラインマップ等の準備が重要
- 犬の同伴はルール厳守の上で屋外テラス席のみ可能
- 宿泊も可能で、予約は夕方の時間帯に電話でのみ受け付けている